
ストレスに悩む人「ストレスとの正しい向き合い方がわからない。ストレスを発散したいけど、時間も多くは取れないし、結局次の日の朝になって絶望する日々です。上司に誘われる飲み会もホントは行きたくないけど、断れなくて行っちゃってます。ストレスを抱えたまま日々を過ごすのは辛いので解決方法を知りたい。」
本記事の内容
- ストレスを溜め込まないための行動とは
- しかし、ストレスを0の生活にするのは難しい
- 溜め込んだストレスの対処方法
どうも!ましゅー(@mashuublog)です。
現代社会で生活していく中で「ストレス」との関係は切っても切れない関係にあります。
しかし、「ストレス」の正しい対処方法を知ることで、改善することができます。当記事では紹介するのは以下の2STEP。
- ストレスを溜め込まないための行動を身に付けストレスを減らす
- 残りの溜め込んだストレスの対処法、解消方法を知る
現代人はストレスを溜め込み過ぎています。ストレスを完全に「なくす」ことは難しいですが「減らす」ことはあなたの行動を変えることで達成できます。
あとは「減らしたストレスの解消方法」を知ることで、あなたはストレスと上手く付き合えるようになっています。
ストレスを溜め込まないための行動とは

ストレスの溜め込まないための行動は以下4つ。
- 相談する
- 打ち明ける
- 断る
- 悪口を言わない
「なんだ。そんなレベルのことかい。」と思うかもしれません。
しかし、現代人はこの4つができませんという人は非常に多い。自信を持って、全ての項目に「全部やってるよ!」と答えられる方は少ないのではないでしょうか。
これらの4つは心理学的にもストレスの軽減に効果があると言われています。それでは、一つずつ詳しくピックアップして説明していきます。
相談をする
日本人は相談をすることが苦手な傾向にあります。そして、「相談することは恥だ。」と考えます。
病院に来られる方は「とにかく我慢をし、耐えられなくなって医師等に初めて相談するため、既に手遅れの状態」になっている方が非常に多いとのこと。
医師が「なぜ、もっと早く相談しなかったのか。」と聞くと、
「相談しても、問題は解決しないし、現実は何も変わらないから。」と大抵の人は答えます。
確かに。そうだよな。とあなたがもし思ったなら、その考え方は大きな間違いです。
実は同じストレスを受けていても自分で「コントロールできる感覚」を持つだけでストレスの影響はなくなります。
2匹のマウスをゲージの中に入れ、同じ頻度、同じ強さ、同じ時間だけ電気ショックを与えます。
①側のゲージのみに電気ショックをとめるレバーがあります。
何度かマウスは電気ショックを与えると、①のマウスは電気ショックを止める方法を学習します。
この実験を継続して行ったところ、①のマウスは元気なまま②のマウスは胃潰瘍になり、衰弱。
という実験結果になったのです。
電気ショックの回数は全く同じだったのにもかかわらず、
②のマウスはストレスの影響を大きく受けてしまったのです。
人に相談することで対処法を知ることができたり、自分の頭の中が整理されます。それにより「コントロールできそうだ」と思えるようになり、ストレスの影響は小さくなります。
「相談しても何も変わらない」というのは間違い。相談することでストレスは減り、気分は楽になる。
相談する人が居ないなら「書き出してみる」というのも似た効果が得られます。あなたのストレスの原因を可視化してみましょう。
打ち明ける
こちらは相談するに近いものですが少し意味は変わります。打ち明けるとは自己開示をする。ということです。
自分の弱み、秘密などを相手に打ち明けることで心理的距離が近くなります。これを自己開示の法則と言います。
果たしてあなたはなんでも打ち明けて話せる家族や友人、恋人などいらっしゃいますか?
あなたが自己開示をすると相手も自己開示をしようとします。これを返報性の原理と言います。第三者の話や、趣味の話しか友人にしないという方も多いのでないでしょうか?
打ち明けることを上手に使うことで絆の強い人間関係を構築することができます。
断る
実は、日本人は断るということも苦手な人がとても多いです。
行きたくもない、上司からの飲み会や食事の誘い。予定が空いていないのに無理矢理に誘ってくる遊び友達など。なかなか断れない人が多いのではないでしょうか?
例えば、人気なレストランがあり電話をしてみると、半年先まで予約で一杯だったとします。そんな人気のレストランに「明日予約したい。」と言っても当たり前のように断られますよね。つまり、人気のレストランは運営するに当たって「断る」という行動によって成り立っています。
それでもなぜ人気なのか。
「そんなに予約が一杯なら、いいお店に違いない。半年先でも予約したい。」と思い、そんな心理が働くからなのです。
実は断ってしまっても、他人からの評価はあまり変わらないのです。むしろ断ることによりたくさんのメリットが得られるのです。
- 自分の本当にやりたいことをする時間が増える
- 自分のやりたい仕事ができるようになる
- 意志の強い人だと思われる
- 時間拘束によるストレスがなくなる
他人の予定に合わせることで自分の限りある貴重な時間は奪われてしまいます。あなたが断るという行動をしない限り永遠に奪われ続けます。俗にいう「時間泥棒」。
ストレスの原因になっている時間の拘束から開放され、「あなたの本当にやりたいこと」を優先しましょう。
悪口を言わない
「悪口言う」のはストレス発散を目的としている人が多いです。しかし、 逆にストレスが増えてしまうのです。意外ですよね。
それはなぜか。2つの理由から説明します。
ストレスホルモンが増える
とある大学の研究によると、悪口を言うことでストレスホルモンが増えるということがわかりました。また、身体の免疫力も下がり、病気になるリスクも高まります。
ネガティブ思考になる
悪口を言い合うことは人の欠点や短所を探して言い合うことです。
それを続けていると、人の欠点、短所探しの名人になってしまうのです。更に、自分の欠点、短所にも目がいくようになり、ネガティブ思考はどんどん加速していきます。他人から自分の評価が気になるようになります。
例えば、上司から少しキツイことを言われただけで、
「ああ、あの人は自分のこと嫌いなんだ・・・」というネガティブ思考になってしまうのです。それが多大なストレスの原因となってしまうのです。
しかし、ストレスを0の生活にするのは難しい

先ほど説明した4つの方法でストレスを減らすことはできますが、ストレスを0にするのは正直無理です。
「ストレスを感じているな。」と思ったら一度深呼吸して落ち着いてみましょう。
私だって今日、運転の最中になんの合図もなく車の目の前に割り込んで来た車にイラッっとしました。
「なんや、こいつは~!」ってその瞬間には思いますけど、一度深呼吸して落ち着くと「こんなことで文句言ってる時間がもったいないわ」と思います。
ストレスを感じてもそのあとの行動次第でストレスを減らすことはできるのです。
具体的なストレスの対処方法

4つの方法で減ったストレスですが、ストレスはストレスなので溜まります。溜まったストレスは定期的に解消すべき。
「簡単に始められるストレス対処方法」を5つご紹介します。ご参考まで。
休養
適度な休養は大切です。時間があれば趣味やゲームに没頭している人も多いですが、たまには何も考えずにボーッとする時間をとってみるのも大切。
音楽
音楽は人の心を落ち着かせリラックスさせる効果があります。カラオケなどで歌うこともストレス発散効果が高いと言えます。
運動・スポーツ
適度に身体を動かすことはストレス発散に効果があります。空いた時間にジョギングや筋トレをするのも良いでしょう。適度な運動は心身ともに健康でいるためには不可欠だと言えます。
食事
食事で美味しいものを食べることは一番身近なストレスの発散方法です。また栄養面でもビタミン、ミネラルが不足するとストレス耐性が弱まってしまうと言われています。バランスの良い食生活を送りつつ美味しいものを食べるのがベスト。
入浴
入浴は神経をリラックスさせ、血行促進効果があります。最近お風呂に浸かっていますか?就寝前はぬるま湯にゆっくり浸かるのが最もストレス回復効果が高いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ストレスとの正しい向き合い方がわかったのではないでしょうか。
意外と身近でできることは多い。少しずつでも行動をすることであなたのストレスを減らすことができます。また、溜まったストレスの対処方法も準備しておきましょう。
正しくストレスマネジメントすることで心身ともに健康的な生活を送れるようになります。
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